コラム

このページは、コラムを紹介するコーナーです。医食同源・薬膳・食養生に結びつく食材のご紹介や漢方の銭湯・足湯など、東洋医学、漢方、健康に結びつくトピックを中心にお届けいたします。

東洋医学コラム

2006年3月の「院長の独り言」

桃(2006年3月)

3月3日は桃の節句(ひな祭り)ですね。ということで、今回は桃についてお話します。

桃は昔から長寿のシンボルであり、中国では桃符(とうふ)といって桃の木から作った魔除けもあるように、魔よけ・厄除けのシンボルでもありました。

そう考えると、鬼を退治した桃太郎が、栗太郎柿太郎ましてや葉加瀬太郎でなかったのも理解できます(笑)

また孫悟空が岩に閉じ込められたのは崑崙山(こんろんさん)で西王母の不老長寿の桃を勝手に食べたためでした。

そのような桃は漢方薬でもよく使われ、特に桃仁(トウニン)といって桃の種の殻を割った中の種を使います。

桃仁は、女性の血の道症(現代の更年期障害など)などの婦人病や便秘などによく使われます。

また、桃の果肉は顔の色つやを良くし、肺の働きを高める働きがあります。

桃の葉は昔からあせもやおできなどの皮膚疾患に入浴剤として使われました。現在でも桃の葉エキス入りの入浴剤があります。

身近な桃にも色んな働きがあるんですね。

映画『単騎、千里を走る。』(2006年3月)

先日、映画『単騎、千里を走る。』を観にいきました。

さすが、高倉健さんです。 存在だけで絵になるというのはああいうことをいうのでしょうね〜。

昔、高倉健がラジオの番組で、役者にとって一番大切なのはその人のまわりからから出ている「何か」なんだというようなことをいっていましたがそれを地でやっていますね。

あと驚いたのですが、中国側の出演者はみんな役者ではなく素人なんですよね。 演技をしたことの無い素人があれだけの感動を生み出すことができる。 演技っていったい何なんでしょうね。 たんなるテクニックではない「何か」があるのでしょうね。

でもまあ、なんだかんだ謂ってもこの映画は健さんの一言に尽きます。

物語中、早く日本に帰れば良かったのに、でもそれが出来ないのが健さんですよね。 (役名は高田ですが) 不器用に、今自分がしていること、しなければならないと思うことを、不器用にするだけ。

鉄道員(ぽっぽや)』でも妻や娘が死んだ日も鉄道員として生きる。 初期の頃の仁侠映画でも最後になにもそんな事しなくてもと思うのに、そうせざるえない。 まさに高倉健ワールドですよね。

でも、それでいいんですよね。健さんは、健さんのまま。

上手く生きれない、でもそのときの自分に誠実に生きる。あるがまま、あるがまま。それが、健さん。

物語では、そんな健さんと中国の人達との間に暖かい交流が生まれる。

本当なら単なる1人の日本人旅行者のはずだった。中国の人達とあんな交流は生まれないはずです。

健さんだから現地の中国の人達と共鳴し合ったのでしょう。健さんが単騎で千里を走り、大きな愛を生み出した。

その根源は、不器用ではあるけれども誠実な真心なのでしょう。

現代はとかく上手く生きることばかりが重視されます。

へたをすると、ライブドアや耐震偽装の問題のように上手く生きる為には、誠実さや真心は要らないという風潮です。

こんな世の中だからこそ。

健さんよ、永遠なれ。

つうしん 面(おもて)(2006年3月)

先日、『つうしん 面(おもて)』というフリーペーパーを読みました。

友人から教えてもらい読んだのですが面白いペーパーでした。(名前も面ですし。)

ペーパーの形も変わっていて一瞬読み方が解からず戸惑いましたが、これもアートな遊び心ですよね。

『つうしん 面』とは「問う人、作る人をつなぐ」を合言葉に、学問とアートに積極的に関わっている人、十数名からなる<面>ペンクラブが発行する、札幌発・不定期刊のフリーパーパーで、毎回、色んなジャンルの人が、日々の随想やお気に入りのモノゴトなどについて書いているそうです。

『つうしん 面』は、まだあまり出回っていないみたいですが、本や音楽などの紹介もあり、扇子(センス?!)のよさが光るフリーペーパーです。

札幌発というところがイイデスよね。

興味のある方は読まれてみては。

☆『つうしん 面』 お問い合わせ Email:omote@art.707.to

ポラリスのユニオン(2006年3月)

先日、久し振りにCDを買いました。

私は音楽に関しては普段はあまり聴きません。 そんな私ですのでCDはめったに買いません。

よくよく考えてみるとCDを買ったのは4年半ぶりでした。

買ったのは、Polaris の『Union』。

このCDは、マッタリしたいときにイイデスよ。

この頃はいつもこのCDを聴いてマッタリしています。

でも、マッタリしすぎてブログがあんまり書けないのが難点です。

ちなみに、4年半前に買ったのは郁恵ちゃんのCDです。

「夏のお嬢さん」ではないですよ。

郁恵ちゃんといっても朝崎郁恵さんといって奄美島歌を歌っている方です。

その方の「うたばうたゆん」というCDです。

奄美島歌は沖縄の島歌とは、またちょっと違うんですよね。

このCDは、魂に響くような本当に良い一枚です。

皆さんは、どんな音楽を聴かれるのでしょうか?

恬淡虚無(てんたんきょむ)(2006年3月)

現代はストレス社会といわれて久しいですが、現代社会に生きる私達は何らかの形でストレスを受けています。

いうまでもないことですが、ストレスが身体に及ぼす影響には大きなものがあります。

東洋医学のバイブルである『黄帝内経』(こうていだいけい)のなかにもこのことは書かれています。

「恬淡虚無(てんたんきょむ)なれば、真気これに従い、精神内に守らば、病いずくんぞ従い来たらん。」ということばがそれです。

簡単にいうと、恬淡虚無(てんたんきょむ)はあっさりして物事にこだわらないことであり、そうすれば真気(自然治癒力)は良く働きます。このように精神が安定していれば病気になることはありません、ということです。

二千年も前から東洋医学はストレスと身体、心と身体について知っていたんですね。

院長の独り言メニューへ戻る

△ページTopへ戻る