
3月3日は桃の節句(ひな祭り)ですね。今回は桃の節句にちなみ桃についてお話します。
桃は昔から長寿のシンボルであり、中国では桃符(とうふ)といって桃の木から作った魔除けもあるように、魔よけ・厄除けのシンボルでもありました。
そう考えると、鬼を退治した桃太郎が、栗太郎や柿太郎ましてや葉加瀬太郎でなかったのも理解できます(笑)
また孫悟空が岩に閉じ込められたのは崑崙山(こんろんさん)で西王母の不老長寿の桃を勝手に食べたためでした。
そのような桃は漢方薬でもよく使われ、特に桃仁(トウニン)といって桃の種の殻を割った中の種を使います。
桃仁は、女性の血の道症(現代の更年期障害など)などの婦人病や便秘などによく使われます。
また、桃の果肉は顔の色つやを良くし、肺の働きを高める働きがあります。
桃の葉は昔からあせもやおできなどの皮膚疾患に入浴剤として使われました。現在でも桃の葉エキス入りの入浴剤があります。
身近な桃にも色んな働きがあるんですね。
(2006年3月掲載)
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