「院長の独り言」年度別

「院長の独り言」を時系列でご紹介しています。鍼灸・東洋医学に対してもっと身近に感じていただこうと、一般の方にわかりやすく鍼灸・東洋医学にまつわるトピックを中心にお届けします。民間薬草や健康食材にまつわる話、鍼灸・東洋医学・健康に関する一般書などもあわせてご紹介いたします。

「院長の独り言」年度別

2018年1月〜6月の「院長の独り言」

象数と蔵象 〜易学を学び東洋医学の理解を深める〜(2018年2月)

易学に象数という言葉があり、東洋医学においても同じような言葉として蔵象という言葉があります。

象数の象というのは外側に現れるさまざまな現象のことで、数は「かず」なのですがここでは卦のことです。

卦の出し方は50本の筮竹から1本を太極として抜き、残りの49本を無作為に左手(天)と右手(地)に分け、右手のものをテーブルに置き、そこから1本(人)を左手に加えて、その左手の本数から8つずつ払っていきます。そして8つで払えずに余った数によって八卦が決まります。

ちなみに余りが1ならば乾、2ならば兌、3ならば離、4ならば震、5ならば巽、6ならば坎、7ならば艮、余りが0ならば坤となります。

つまり数と八卦は同義といえます。

易学の立場では森羅万象、世界の全てが八卦乃至それを敷衍した64卦で表現できることになっています。

しかし実際に、例えば占いなどで卦を出した時にそれをどのようにして現実世界と結びつけて解釈するのか、この大きな問題の解決手段の一つとして、卦に現実世界の事物や現象を結び付ける作業が象数ということになります。

つまり本質(卦)と現象(象)の問題で、様々な現象は表層的なもので本質である八卦に帰一する。

東洋医学の蔵象も同じで、蔵は体の隠れたもの、つまり内臓、五臓六腑で、象は体の外に現れる現象です。

つまり体の外に現れる現象は生理的であれ病理的なであれ、すべて内臓(五臓六腑)の状態によるものである。

そこから体の外に現れる現象を考察することにより、体の中、内臓(五臓六腑)の状態を知ることができるし、またこのことから表層的な表に現れる現象に振り回されることなく本質に注視することの重要性を示しているともいえます。

この様に易学を学ぶことは東洋医学の理解を深めることにもつながると思います。

△ページTopへ戻る

2018年年始のご挨拶 〜易を学ぶ〜(2018年1月)

あけましておめでとうございます。

本年も無事にお正月を迎えることができました。

これもひとえに太玄堂を支えてくださる皆様のお蔭だと思っております。

少しでも皆様方にお返しができるように本年も精進したいと思っています。

本年は、東洋思想の根幹の一つである「易」をもう少し学んでみたいと思っています。

これまでも何度か挑戦しては玉砕していますが、少しでも前進して何かしら学べたらと思っています。

本年も皆様がご健康にお過ごしできますよう心よりお祈り申し上げます。

△ページTopへ戻る

院長の独り言メニューへ戻る

△ページTopへ戻る