鍼灸治療症例集
鍼灸治療症例集の趣旨
複雑化する現代社会の渦の中で、さまざまなひずみが起こっています。偏った食事、運動不足、パソコンを使ったオフィスワークによる目の疲れ、不眠などあげればきりがありません。
近頃、逆子の妊婦の方が多く来院されます。これも、ストレスや生活習慣の乱れ、偏った食事など、現代社会が抱えるさまざまなひずみが、お母様の体内環境を乱した証拠といえるかもしれません。
昨今、一億層半病人時代を反映してか、多くのマスメディアで健康番組・健康特集が組まれています。そこで、当サイトの「鍼灸治療症例集」では、東洋医学(中医学)の治療家の視点から、当院の症例、患者さんからのご相談に基づき、健康に関するお悩みに対してお答えしようと思います。
小児疾患(夜尿症、疳の虫)、婦人科疾患(逆子、生理痛、更年期障害など)、運動器疾患(膝痛、腰痛、肩痛、肩こりなど)、目の病気・目の症状(目のかすみ、眼精疲労など)、耳鼻科疾患(耳鳴り、難聴など)、頭痛、冷え性、便秘、不眠、風邪(カゼ)など、実際の臨床やご相談があったものから順次掲載する予定です。太玄堂鍼灸院の鍼灸治療がどのような症状に適用するのか、参考にしていただければ幸いです。
当コーナーをご覧いただく際、注意していただきたいことがございます。
太玄堂鍼灸院では、基本的に身体(からだ)のバランスを整える治療を主体としています。東洋医学の場合、病名治療ではなく随証治療(身体のアンバランスを治す治療)を行ないます。
そのため、痛みがあったからといって、痛みがある場所に鍼を行なうとは限りません。病院の検査で病名がつけられていたとしても、病名で治療を行ないません。
ですから、仮に病院で病名をつけられ、治りづらい症状であると診断されたとしても、鍼灸治療を受け、からだ全体のバランスを整えることによって、改善にいたることも充分ありえます。
太玄堂鍼灸院では、東洋医学による診察にかなりの時間を使います。問診だけでなく、舌・脈・お腹・背中・手足のツボの状態などを総合的に診て判断をし、その人の状態に応じて治療を行ないます。そのため、当サイトに掲載したものも、ほんの一例であることをご了承ください。
体の調子がすぐれない方は、当院に一度いらしていただくか、お近くの鍼灸師にご相談ください。
鍼灸治療症例集一覧
運動器疾患
- 左膝の痛みで困っています。・・・(M.Iさん、80代、女性、無職)
- 右ふとももの裏(大腿後面)の痛みで困っています。・・・(S.Kさん、20代前半、男性、学生)
消化器系疾患
- 逆流性食道炎で困っています。・・・(60代の男性)
皮膚科疾患
- 手の指先のひび割れ・あかぎれで困っています。・・・(30代女性、70代女性)
産婦人科疾患
- 逆子で困っています。・・・(N.Mさん、20代後半、女性)
- 冷え性で寝つきが悪くて困っています。・・・(T.Tさん 30代後半 OL)
眼科疾患
- 目のかすみで困っています。・・・(E.Fさん、50代後半、女性、病院勤務)
耳鼻科疾患
- 左耳の耳鳴りで困っています。・・・(T.Tさん、40代、男性)