「院長の独り言」年度別

「院長の独り言」を時系列でご紹介しています。鍼灸・東洋医学に対してもっと身近に感じていただこうと、一般の方にわかりやすく鍼灸・東洋医学にまつわるトピックを中心にお届けします。民間薬草や健康食材にまつわる話、鍼灸・東洋医学・健康に関する一般書などもあわせてご紹介いたします。

「院長の独り言」年度別

2018年1月〜6月の「院長の独り言」

『中国神秘数字』(葉舒憲・田大憲著、鈴木博訳、青土社)

本書中国神秘数字』で述べられている神秘数字とは、数字本来の計測的な数字の意味の他に文化的な意味が付与されている数字のことで、それを神秘数字と述べています。

「1」、「2」、「3」の数字は世界の多くの文化圏で重要な意味を持ちますが、それ以上の数字については文化圏ごとに数字の重要度が異なるようです。

キリスト教文化圏では「7」という数字が特別な意味を持っています。
ノアの箱舟では動物を7つのつがいづつ乗せたり、ヨハネの黙示録の7つの封印など、聖書のなかには「7」という数字が再三出ててきます。

中国文化圏では「5」と「9」が特別な意味を持ちます。

「5」は陰陽五行思想があるため、五行に関係した言葉も多く「5」という数字は歴史的に中国文化の中で特に重要な数字であります。

「9」は陽が極った数で完全、多数の意味があり、また「久」という字と音が似ているので、長く続くという良い意味があります。
『黄帝内経』の『素問』も『霊枢』もそれぞれ81篇から成りますし、『老子』も81章から成ります。
重陽の節句(9月9日)が中国で大事にされたのも長く続くことを願ったものなのでしょう。

中国文化の影響を大きく受けた日本においては逆に「9」は「苦」と音が似ているので苦につながるとして「9」は縁起の悪い数字です。
桃の節句(3月3日)や端午の節句(5月5日)は日本で広まったのに重陽の節句(9月9日)が日本に広まらなかったのも頷けます。
「9」という数字に対して日本と中国で異なるのも面白いですね。

もっとも近年は「8」という数字が、中国国内で重要になっています。
「8」の発音が「発」と似ているので「発財」で「8」がお金儲けにつながるというものです。

文化によって数字の意味が異なるというのも面白いですし、同じ文化でも時代によって数字の意味が変わることがあるというのも面白いですね。

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ガッテン!「慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘“はり治療”SP」(2019年2月)

2019年2月20日(水)午後7時30分から放送(再放送 2019年2月23日(土)午前0時25分予定)のNHK ためしてガッテン は「はり治療」についての特集です。

今回は、ガッテン流に科学の目で、はりの世界を大解剖するということで、私も非常に楽しみにしています。

ここ最近、鍼灸についてテレビで特集されることが多くなってきました。

鍼灸について皆様に知っていただく良い機会として、いち鍼灸師としてとてもうれしく思います。

鍼灸イコール肩こり・腰痛という認識ではなく、鍼灸には様々な不調に対応するポテンシャルがあるということを少しでも多くの方々に知っていただきたいと思っています。

現代は薬物治療、サプリメントなども含め有用物質を体に取り込む療法が中心ですが、ポリファーマシー(多剤服用)の問題などもあり、もっと物理療法の割合が増えるべきだと思います。

運動、リハビリテーション、温熱など様々な物理療法がありますが、その中でも鍼灸は様々な症状に対応できる有用な手段です。

そのことを知っていただくためにも、このようなテレビなどのメディアで鍼灸がもっともっと特集されることを切に望みます。

NHK ガッテン

詳しくは「NHK ガッテン公式サイト」をご覧ください。

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2019年年始のご挨拶 〜初心に帰る一年に〜(2019年1月)

あけましておめでとうございます。

本年も無事にお正月を迎えることができました。

これもひとえに太玄堂鍼灸院を応援してくださる家族、友人そして患者の皆様のお蔭だと思っております。

少しでも皆様方にお返しができるよう本年も精進したいと思っています。

また皆様にとって本年も良い年でありますよう、心よりお祈りいたします。

本年には元号も変わり、これからの世の中もどんどん変わっていくことを予感させますが、東洋思想・東洋医学・鍼灸に出会った頃の感動を常に忘れないように、またその時に抱いた志を常に高く保ち続けるために、本年は初心に帰る一年にしたいと思っています。

2019年1月1日 太玄堂鍼灸院 福田毅

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